hand in hand study space へ ようこそ!

 私たちは、経営・ライフプラン・不動産について学ぶことができる【知識習得型】のコンサルティング・サービスを提供しています。

 「コンサルティング」と聞くと、なんだか難しそう謎の上から目線無責任な言いたい放題のことじゃないの? と不審に思われる方も多いでしょう。すべて、真っ当な疑問だと思います。私たちも、旧態依然としたコンサルティング業に対して、大きな疑問を感じています。

 そこで、まったく発想の異なるコンサルティング店を立ち上げたいと考えました。

 プライベート・レッスン方式で、来店した人が知識や考え方を身につけることができる。それも、すぐに陳腐化するような小手先のテクニック等ではなく、原理=原則を学び、ケースに合わせて応用できる「骨太の知識」を、手書きのワークと共に。

 (当店の名称である「hand in hand study space」に含まれる <hand> の由来の一つは、手作業を大切にするという点にあります)

 習得した知識が自身の中に残り、コンサルタントに頼り続けることなく、事業や人生を自由に設計できるようになる。その意味で、コンサルタントは「指導者」ではなく「一緒に考える人」である。

 言葉で書くとシンプルですが、こうした事が、私たちが良いと考えるコンサルティング・サービスです。お客様が自力で問題解決できるようになったとき、私たちの仕事は完了します


 私たちが提供するサービスは、すべて有料です。

 一方、全国の商工会議所など公的機関が提供する「経営相談窓口」は無料です。街のいたるところで開催される「FPセミナー」も大半が無料です。無料の上に、ケーキと珈琲が付いてくることもあるようです。不動産屋さんや保険屋さん主催のセミナーなども基本的に無料のものばかりです。最近では、YouTubeのビジネス系チャンネルなどで知識を得ることができ、こちらも無料で楽しめたりします。

 なんだか不思議に思いませんか? 経営の分野にしても、FPの分野にしても、不動産の分野にしても、人に教えられるほどの知識体系を体得するには、座学での学習とその後の実務経験・試行錯誤を含め、最低でも10,000時間(毎日8時間・休みなく継続して・約3.5年)以上の研鑽が必要といわれます。そして、研鑽には終わりがなく、その職業を全うするまで営々と続きます。これ自体、費用に換算すれば相当なものです。

 また、セミナー開催をとっても、会場のレンタル費や人件費、お茶代など一定の費用がかかります。公的機関なら、その運営費の原資は税金や会員から毎年徴収する会費などから成ります。つまり、利用者からは見えにくくても、費用ゼロ円で提供できる知的サービスというものは、この世にありません。

 乱暴な言い方になりますが、無料であるとは、言い換えれば、「責任が無い」ということです。それは、サービスを提供する側の職業倫理に如実に表れます。あるいは、無料の先に過大な有料サービスが待ち伏せています。

 十分な学識を積んだとは必ずしもいえないような人がセミナーに登壇し、初心者を相手に熱弁を振るったり、極端すぎて参考にならない事例紹介を延々繰り広げるという光景も珍しくありません。もはや公平中立も何もあったものではありません。


 余談1 実際に企業経営をされている方であればお分かりになると思いますが、数えきれない矛盾や葛藤、寄り道、迷い道などいろいろあって、これらを一本の筋が通った美しい「事例」としてまとめあげるのはそもそも無理がある…というか…いろいろ脚色しなければそうした「美談」は成立し得ないというのが、企業経営の「生の現実」ではないでしょうか? 筆者も、経営の分野ではありませんが、前職におけるプロジェクト完了後に、ある専門誌からお声がかかり成功事例として是非紹介させて欲しいということで、インタビューを受けた経験があります。完成後の記事を見て、非常に驚きました。良く書いてくれているからあれだけど…今後、この手の記事はまともに読めたものじゃないな、と感じたものです。

 余談2 例えば、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士を取得していない人でも、「ファイナンシャルプランナー」と名乗ることはできます。同様に、国家資格である中小企業診断士の取得をはじめ、企業経営に関する伝統的理論や知識体系を習得していない人でも、「経営コンサルタント」と名乗ることはできます。こうしたことも、コンサルティング業が一般に「胡散臭い」・「口先だけ」などと不審がられる要因の一つになっていると思います。


 はたまた、息をのむほど過大な報酬額を掲げるコンサル屋さんも存在します。中小企業の「戦略立案」に何百万円…。「企業研修」やら「顧問料」やらに何十万円…。その大半は、聞いたその場ではなんとなく分かった気になれたり、ちょっと笑顔になれたりするけれど、家に帰って夕飯を食べ終えた頃にはすっかり忘れているような “砂上の楼閣” です。

 無料にしても、過大な有料にしても、どちらも極端だと思いませんか?

 問題に直面する人が本当に知りたいのは、単なる一般論参考にならない美談一瞬だけ元気になれる精神論その場しのぎのテクニックなどではないはずです。また、コンサルタントが提示する壮大な計画(ナルシシズムの塊)などより、日常のちょっとした疑問を知りたい、という時だってあると思います。

 ①個別具体の状況に根ざしていて、②無料=無責任ではなく、③法外な高値でもなく、④一定の学識を積んだ人が原理=原則に基づき一緒に考えてくれて、⑤考えたことを現実に実行しようと思える、そのような「自分に合った、ちょうどいい」コンサルティング・サービスというものが、実に無さすぎると思います。

 私たちは、多くの人がもっと気軽に利用できて、学んだことが財産になる、そんな身近で楽しいコンサルティング・サービスを企画・開発・提供したいと考えました。

 「hand in hand」とは、手に手を取り合って、という意味です。「study space」とは、勉強するところ、という意味です。

 序文から長々と書きましたが、要するに、私たちと一緒に勉強しませんか? という意味です(^^)


 以下は、当店1階エントランスのお写真です。初回ご来店時におけるヒアリングの場所でもあります。

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